1726人が本棚に入れています
本棚に追加
教室
(………眠い…)
遥は文化祭前日までの準備期間も順調にサボり、今も屋上でサボっている
(………明日が本番か……関係ないけど…)
ﾊﾞﾀﾝｯ
舞「はるくん？………いた！何してるの？みんな準備してるのに」
舞が屋上にきた
(………何かデジャヴ…)
遥「………めんどいからやだ…」
舞「いいから行くの！」
遥「……断る…」
遥は寝返りをうった
舞「…みんな頑張ってるんだよ？」
遥「………関係ない…」
舞「うー……いいよ。無理矢理連れて行くから」ｶﾞｼｯ
舞は遥の肩を掴んだ
遥「……離せ…」
舞「ほら、行くよ！」ｽﾞﾙｯ
舞は遥を引き摺りだした
(……あの体のどこにそんな力があるんだよ…)
遥「………離せ…怪我する…」
舞「でも離したら逃げるでしょ？」
舞は振り返って言った
(……鋭い…)
遥「……逃げないから離せ…」
舞「うーん………じゃあ、はい！」
舞は手を遥に差し出した
遥「………何？…金ならないぞ？…」
舞「違うよ！ほら、手を繋ぐの！」
舞は遥の手をとって歩きだした
遥「…おい、離せ……」
舞「嫌だ♪」
舞は軽快に歩いている
遥「……何で嬉しそうなんだよ………」
舞「何でもないよ♪」
遥「……ハァ…」
２人は教室へ歩きだした
最初のコメントを投稿しよう！