名前の無い言葉達

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音もなく、風もなく、ただしずかなだけのこの場所 僕の心はどうかしてたんだ それだけはわかってた 何もない、いつもの時 ただ過ぎ去りしその時に 君の事その笑顔にすべていやされてた それだけが生 はなれるなんて思わなかった 思いたくなかった 僕と君の行き先は違うって気付いてたけど この星空のどこかで君は何を考えているんだろう 僕と同じこの空を見上げてたらいいな きっとはなれない、そう言いあってたころがなつかしいね はじめからわかっていたのかもしれない 二人はちがいすぎた なにもかもをなくしてからはじめて気付くんだ 大切なもの ふるえるこの心のままいきていられればどんなに楽だろう? 小さな夢をすてて生きられたら、君を失わなかったのかな 僕にとっての小さな希望は、どこまでがホントなんだろう 言い訳にしかきこえない小さなたびだち いつかまたあえたら、あの時言えなかった言葉を送ろう 大切な人 君にあえてよかった、と
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