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そして無事
中学を卒業し花の女子高生になった。
地元の男友達で二人
明らかにｼﾝﾅｰ臭くて
妖しい奴がいたが二人はﾊﾞﾚﾊﾞﾚでも隠し通していた。
その頃の私は
今まで付き合った人はいたが
本気で人を好きになって
初めての恋愛にﾄﾞｯﾌﾟﾘつかっていたので
その人が完璧な薬物反対派というのもあり
自分が昔はしていた事を棚に上げ
その二人を軽蔑し、
バカにしていた。
普通に高校生活を満喫し
ﾄﾞﾗｯｸﾞのﾄﾞの字も頭に浮かぶ事すらなく
将来の事について考えていた。
今思い返すと
この頃が私が生きてきた中でまだ一番まともで
しっかりしていたんではと思う。
でも、それは100%ありえない。
ﾄﾞﾗｯｸﾞの中でも
ｼﾝﾅｰは一番脳が溶けるのだ。
いくら、そんなにしてないとはいえ
この時の私の脳も溶けてしまってる部分はあっただろう。
もしﾕｲﾁｬﾝの家で
ｼﾝﾅｰをしてなかったら私のこの後の人生も
変わっていたかもしれない…。
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