ぼくのママ

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真っ暗中 パッと明かりがついた 「ママー!!お帰り」 ギュッと勢いよく抱きつかれた 「ただいま、歌勇」 「遅かったね、ちょっと心配したよ?」 「ごめん…仕事が忙しくて」 「ママ仕事のし過ぎじゃないよね?」 シュンとする歌勇 はっきり言わないけど、きっと寂しかったのね 優しく頭を撫でてあげた 「大丈夫よ!!!ママは体だけは頑丈だし!!」 二の腕を出して、筋肉を見せようとした 「ママ~プニプニ」 歌勇は筋肉ではなく脂肪のついた二の腕を掴んだ 「歌勇ー、こ~のお仕置きだー!!!こちょこちょこちょ~」 「キャハハー!!ママくすぐったーい!!!」 ジタバタと暴れる歌勇 はしゃぐ私 仕事から帰ってきたら こんな感じ 私は四六時中子供と一緒だ ・
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