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そう言うと、私がいつも頼むカクテルの上海ピーチを出してくれた。
瞳子『美味しい。』
ここで、輝ちゃんとたわいもない話しをしながら、お酒を飲むのが、私の習慣で癒しになっていた。
-バタンッ-
輝『いらっしゃいませ。』
?『輝さん、お久しぶりです。空いてますか?』
輝『おぅー、久しぶり。空いてるぞ。お前1人か?』
?『はい。』
輝『じゃあ、カウンターの奥から3番目の空いてる席に座れ。』
?『わかりました。』
そう言って、入口から歩いて来た男性は私の隣の隣に座った。
薄暗い店内の中、何故かその男性は、少しの間私を見つめ続けていた。
なんなのこの人?
人の顔をまじまじ見るなんて、失礼な奴。
輝『瞳子、次は何飲む?』
?『瞳子?』
瞳子『はい?』
?『すいません。何でもありません。』
本当に何なの?…こいつ…。
瞳子『輝ちゃん。』
輝ちゃんを、手招きして呼び、顔を近づけ小声で…
瞳子『ちょっと…輝ちゃん、隣のあいつ…大丈夫なの?』
輝『あいつ、俺の知り合いだから大丈夫だって。気にすんなよ…瞳子。』
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