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それから、頻繁に連絡を取るようになって、2人で3回目のご飯を食べに行った時に…。
凌『俺、瞳子の事…好きなんだ。俺と付き合ってくれないか?』
瞳子『……うん。私も凌の事、好き。よろしくね。』
この時の私は、幸せで…この幸せは、ずっと続くものだと信じていた。
それから、凌は私に一目惚れした事や、話しかける前から好きだった事、どうしたら私と接点が出来るのか…傘を貸した日の事など、嬉しそうに話してくれた。
だが…幸せなんて、すぐに崩れてしまうものたど知った。
あれから、2年…私は、愛を育んでいると思っていた。
何回か喧嘩もしていたけど、お互い結婚まで考えていたはずだった。
なのに…突然、幸せは音を立て崩れた。
-トゥルルルル…トゥルルルル…-
私の携帯がなる。
-【凌】-
と表示されスクロールする。
-ピッ…-
通話ボタンを押し、
瞳子『もしもし、凌。お疲れさま。』
?『あんたが凌の女?悪いけど…凌と別れてよ。あんた邪魔。凌も私が良いって言ってるし…あんたがしつこくて別れられないって毎日、凌から聞いてる。凌は別れたいって言ってるんだから…今すぐ別れて。』
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