出会い

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翌朝、母の運転でサイクリング場に着いた私の気持は一変した。 サイクリングコースの両側に咲き乱れる季節の花達に感動したからだ。 母も 『まぁ~綺麗ね~』 と、子供の様にはしゃいでいた。 私と清美もまるで兄の友達二人が自分達の恋人と錯覚し、ダブルデートに来たように思えた。もちろん、兄と母は眼中に無く、勝手に妄想していただけだったけど
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