始まりの章

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私の名前は、香山理名、年は17歳、彼氏居ない暦17年…今日も親友の清美と学校帰りに寂しく女二人でミスドに寄り道をして暫く話をしていた。 『あ~あ…また今日もあんたと二人で寂しくお茶なんかしてさぁ…彼氏となら楽しいんだろうけど…』 親友の吉田清美は溜め息をつきながらドーナツを頬張っていた。 『清美…口の回り砂糖だらけだよ…』 私は清美の豪快な食べっぷりを見て笑った。 清美は 『こんなんじゃ、男も寄って来ないよねー』と笑った。
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