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次の日の夕方。私が家に着くと同時にガッチリとした体格の男性二人が外に停めてあった車から降りて来た。
『ちょっと、すみませんが…お聞きしたい事があるんですが?』と声を掛けて来た。
(えっ?何?怖い人!どうしょう…)
私は驚いて足速に家の玄関まで行き、制服のポケットから鍵を取り出し玄関の鍵を開けようとした。
慌てていたので鍵穴にうまく差し込めずにオロオロして居ると、
『嫌~?驚かせてすみませんが…私達はこう言う者です…』と、二人の男性は背広の内ポケットから黒い手帳を取り出した。
警察手帳だった…
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