九条瑛太

2/7
44人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
バスを降り道案内の為に九条が送ってきた画像を(地図)を携帯で見ながら二人で歩いていた。 『スゲー!このマンションなのかー』と、兄貴は絶叫した。 どう見ても高級そうなマンションである。 マンションのエントランスは大理石でピカピカ…入り口はオートロック。 私は『1301号室だっけ?』と、兄貴に確認して部屋番号を恐る恐る押した… 呼び出し音が鳴り 『はい…』と声がした。 『あのー…加山ですが?九条さんのお宅ですか?』 私は聞いた。 『おー!理名チビかー!今開けるからなー』と、ロックを解除してくれた。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!