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バスを降り道案内の為に九条が送ってきた画像を(地図)を携帯で見ながら二人で歩いていた。
『スゲー!このマンションなのかー』と、兄貴は絶叫した。
どう見ても高級そうなマンションである。
マンションのエントランスは大理石でピカピカ…入り口はオートロック。
私は『1301号室だっけ?』と、兄貴に確認して部屋番号を恐る恐る押した…
呼び出し音が鳴り
『はい…』と声がした。
『あのー…加山ですが?九条さんのお宅ですか?』
私は聞いた。
『おー!理名チビかー!今開けるからなー』と、ロックを解除してくれた。
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