九条瑛太

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『先輩、今何の仕事してるんっすか?』 兄貴の問いに、クータンは 『コンピュータープログラマー』と答え、私と兄貴を隣の部屋に案内してくれた。 その部屋もかなり広く仮眠用のパイプベッドと毛布、毛布の上にはアイマスクと耳栓が転がっていた。 机が2つありデスクトップのパソコンが机上に1台ずつ置いてある。 壁1面分の大きな書棚には専門書や小説がびっしりと詰め込まれていた。 床には何かの書類が段ボール箱に詰め込まれている。 良く見ればノートパソコンも2台あった。
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