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次の日の夜に兄は友達二人を連れて帰ってきた。
母はパートも早く切り上げて来て無理矢理休みを三日間取り、兄の為に腕にヨリをかけてご馳走を用意して待って居た。
清美も普段着ないような可愛いい服を着て髪も巻髪にして、まるっきりの別人の様に変身して私の家に来ていた。
(この二人は…)と私は苦笑した。
兄は大学のゼミの友達二人を私たちに紹介してくれた。
『彼は、村上優矢。こちらは、田島恭介。』
二人とも兄の友達にしては中々のイケメンだ…筋肉馬鹿の兄に比べたら、二人はまさに王子様の様だ…
私達女三人は兄の帰宅を違った意味で歓迎した。
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