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「ついたぜ兄ちゃん!!」
運転席の窓から顔を出しておじさんは言った。
悠斗「そ…、そっすか…」
未だ顔の痛みが消えない俺は顔をおさえながら言った。
「よいっしょ」
しばらくして顔の痛みが消え、俺はトラックの荷台から降りた。
「ほら、荷物」
運転席から出てきたおじさんは俺に荷物を渡してくれた。
悠斗「ありがとうございます」
「目的地はこの辺りだぜ。後は自分で探してくれ」
そう言っておじさんは俺に紙を渡した。
悠斗「はい。でもこんな地図でよく場所がわかりましたね」
「まぁ、その地図はたいして役に立ってねぇけどな」
おじさんは苦笑いで言った。
やっぱりな…。
「でも早坂って書いてたからな!
早坂さんはこの辺では結構有名だからよ!」
悠斗「有名?」
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