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「あぁ。まぁ俺は噂話し位しか知らないから詳しくは知らねぇけどな」
悠斗「へぇ~」
「場所知ってたのもダチからこの辺りだって聞いてたからなんだよ」
悠斗「そうなんだ」
「ま。デカイ家らしいから直ぐ見つかると思うぜ!」
そう言っておじさんはニカッと笑顔を見せた。
色黒だから歯がとても白く見える。
そう思っていると、おじさんは運転席に乗り込んだ。
「じゃあな兄ちゃん!
もう道端で倒れんなよ!」
軽く手を振った後、おじさんはトラックを走らせて行ってしまった。
悠斗「ありがとうございましたー!!」
俺はトラックが見えなくなるまで手を振った。
いいおじさんだったな~。
ガタイが良くて一見いかつそうなのに。
やっぱ人は見かけで判断しちゃいけないんだな。
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