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「……総一郎の息子かい?」
悠斗「は、はい!」
総一郎っていうのは俺の親父の名前だ。
「そうかい。話しは聞いてるよ。さ、入んな」
そう言って婆さんは俺を家の中に入るよう進めた。
悠斗「おじゃまします」
玄関に入り、俺はキョロキョロと周りを見回した。
広いなぁ~…。
前に住んでたアパートとは大違いだ。
「何キョロキョロしてるんだい?
はやく来な」
悠斗「あ、はい!」
慌てて靴を脱いで婆さんの後を追った。
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