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悠斗「この年で路上生活かよ~。
ヤだな~……」
路上生活している自分を想像しながら落胆していると…。
悠斗「ん?」
部屋の隙間風で封筒が俺の前に落ちた。
ていうかこの封筒よく見たら…。
悠斗「俺の給料袋じゃん…」
便せん買う金もねぇってか…。
……………ん?
俺は封筒を手に取り中を見た。
中には1枚の紙が入っていた。
悠斗「まだ何か入ってたのか…」
紙を広げて内容を見た。
『行く所に困ったらここに行け。
話しはつけてあるから。裏に地図を書いてある』
悠斗「オォ!親父ナイス!!
そうだよな!やっぱどんな親でもちゃんと子供の事考えてンだよ!
で、どこ行きゃいいんだ?」
俺は住所を見た。
えっと…神奈川県?
神奈川って親父の故郷だよな?
じいちゃんの家か?
いや、じいちゃんの家ってもう無いって言ってたし…。
まぁ地図を見りゃどの家行くかわかるだろ。
手紙を裏返し、地図を見た。
しかしーーー。
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