親父×夜逃げ×俺=居候

9/24
前へ
/39ページ
次へ
悠斗「ハァ…、財布の中身カラッポだ…」 中身が完全に空っぽになった財布を眺めながら呟いた。 あの後、俺は所持金で何とか神奈川まで着いたのだが…。 道に完全に迷い。空腹だが、所持金は全て神奈川行きにつぎ込んだので何も食べれない。 本当に餓死しかねないと思った時。 地元のおじさんに助けてもらい、トラックで早坂家まで送ってもらってる。 悠斗「そういや俺って方向音痴だったの忘れてたな…」 などとブツブツと言っていた時。突然ブレーキがかかり、トラックが勢いよく止まった。 悠斗「イッテー!!」 ブレーキの反動で俺は顔面を強くぶつけた。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

80人が本棚に入れています
本棚に追加