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悠斗「ハァ…、財布の中身カラッポだ…」
中身が完全に空っぽになった財布を眺めながら呟いた。
あの後、俺は所持金で何とか神奈川まで着いたのだが…。
道に完全に迷い。空腹だが、所持金は全て神奈川行きにつぎ込んだので何も食べれない。
本当に餓死しかねないと思った時。
地元のおじさんに助けてもらい、トラックで早坂家まで送ってもらってる。
悠斗「そういや俺って方向音痴だったの忘れてたな…」
などとブツブツと言っていた時。突然ブレーキがかかり、トラックが勢いよく止まった。
悠斗「イッテー!!」
ブレーキの反動で俺は顔面を強くぶつけた。
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