金色の災害は再び立ち向かう事を選ぶ

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選ばれた、心の中に武器を持つ人間の一人。そして選ばれた人間はあらゆる災害の名を持つ聖霊と契約して初めて心の中にある武器を実体化させる事が出来る。」 [キリア]「聖霊と契約だと?じゃあお前、なんなんだよ」 [少女]「ふふ♪わたしは貴方がアマデウスと接触したと同時にこの世界に招かれた聖霊で、災害名は『氷結地獄(コキュートス)』だよ。貴方と契約し、サポートするために」 [キリア]「もしも俺の知識の中の天使が記憶の喪失と関係あるとしたら俺は参加すべきだと思う。だけどそのゲームってさ、何すりゃあいんだよ」 [コキュートス]「簡単だよ。それはね、選ばれた人間の殲滅。タイムリミットは天使が世界を滅ぼすまで。選ばれた人間が最後の一人になれば攻撃は終わりどんな願いも叶えられる」 [キリア]「人間どうしで殺し合いしろってか?おもしれェ!やってやるよコキュートス!」 「どうやら十番の契約が完了したようだな。メテオ」 キリアとコキュートスが会話していた公園のすぐ近くのマンションからだいたい三十ぐらいの筋肉質な男が微笑む。 [メテオ]「こちらから撃ってでるのですか謙二様?」 メテオと呼ばれたおしとやかな女性が尋ねる。 「あぁ。災いの芽ははやく摘み取った方がいい。」
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