入学式

2/2
前へ
/75ページ
次へ
昇降口は雨のせいか、少し濡れていた。 「うわー最悪だ!」 「だよねえー…。」 私達はそんな会話をしていた。 知らない他校の子達もいっぱい居て…少し戸惑った。 友達と一緒に靴を端にまず寄せて、掲示板に貼ってあるクラス名簿で名前を探した。 仲の良かった友達は… 3組・4組・5組だった。 ちと…ショックーッ 私はというと… 何組かって? ウン…1組だったよ~ 「あーヤダヤダ」 と思いながら1組に誰が一緒か見ていた。 すると…、 【神崎 芽衣琉】 〈カミサキ メイル 〉 【池田 汐】 〈イケダ シオ〉 の名前があった。 《ヤッター!!!!》 私は心の中で思った。 何故かって? それはね、 小学時代の仲良しさんだったからだよ~☆笑 「あーまぢ嬉しいは←泣」 そして集合に遅れてきた、芽衣琉と汐が昇降口から来た。 私は嬉しくて、芽衣琉の所へ駆け寄った。 《芽衣琉ーー!!おはよ。聞いて、聞いてー》 「何よー?」 「芽維さあー… 芽衣琉と汐と同じクラスだよ。」 「本当?何組?」 「01組だった…゚∫。」 「まぢでえー!」 「ウン!まぢまぢ。見て来てみなよ」 「ウン!」 芽衣琉と汐は掲示板へと行った。 「あー本当だ~」 「ねえーでしょ!」 「てか、担任男だよ。3゚」 「うーん…最悪!この人何て読むんだろうね^_^?」 「ねッ…私読めないけど、芽維はもっと読めないね。笑」 「どうしてよ?」 「だって馬鹿じゃん!」 「はあーひっどい!確かに馬鹿は合ってるけどさ」 「まあーイイじゃん」 「ウン…(〃_ _)σ」 そんなこんなで私達は、先輩にクラスの場所を聞き、クラスへ向かった。 .
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加