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昇降口は雨のせいか、少し濡れていた。
「うわー最悪だ!」
「だよねえー…。」
私達はそんな会話をしていた。
知らない他校の子達もいっぱい居て…少し戸惑った。
友達と一緒に靴を端にまず寄せて、掲示板に貼ってあるクラス名簿で名前を探した。
仲の良かった友達は…
3組・4組・5組だった。
ちと…ショックーッ
私はというと…
何組かって?
ウン…1組だったよ~
「あーヤダヤダ」
と思いながら1組に誰が一緒か見ていた。
すると…、
【神崎 芽衣琉】
〈カミサキ メイル 〉
【池田 汐】
〈イケダ シオ〉
の名前があった。
《ヤッター!!!!》
私は心の中で思った。
何故かって?
それはね、
小学時代の仲良しさんだったからだよ~☆笑
「あーまぢ嬉しいは←泣」
そして集合に遅れてきた、芽衣琉と汐が昇降口から来た。
私は嬉しくて、芽衣琉の所へ駆け寄った。
《芽衣琉ーー!!おはよ。聞いて、聞いてー》
「何よー?」
「芽維さあー…
芽衣琉と汐と同じクラスだよ。」
「本当?何組?」
「01組だった…゚∫。」
「まぢでえー!」
「ウン!まぢまぢ。見て来てみなよ」
「ウン!」
芽衣琉と汐は掲示板へと行った。
「あー本当だ~」
「ねえーでしょ!」
「てか、担任男だよ。3゚」
「うーん…最悪!この人何て読むんだろうね^_^?」
「ねッ…私読めないけど、芽維はもっと読めないね。笑」
「どうしてよ?」
「だって馬鹿じゃん!」
「はあーひっどい!確かに馬鹿は合ってるけどさ」
「まあーイイじゃん」
「ウン…(〃_ _)σ」
そんなこんなで私達は、先輩にクラスの場所を聞き、クラスへ向かった。
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