京都
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「どうや、今夜飲みに行かへんか?お前京都は初めてやろ?」 「せっかくだけど約束があるんだ。また今度にしてもらうよ」 彼女か?と問う狩野に『違うよ』と答えて篠崎は笑った。 その笑顔にどきりとする。 篠崎は昔から柔らかな顔立ちをした男だった。 実際女からの告白が絶えなかった事は、大学時代からよく知っている。 栗色の髪はさらさらと波打ち、父親譲りだという少し変わった色の瞳は充分にひとを惹き付けた。
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