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少年は少女をチラリと見ると化け物に発砲しまくった。
化け物は弾をすべて避けたが震えてその場から背中を見せて逃げて行った。
安心したのか少年は銃を下ろし少女に近づいた。
「ザルス、この子の生命素は無事か?」
少年は左手に持っていた白い拳銃に話し掛ける。
「大丈夫だ、生命素は食われてない。
気絶しているだけだ」
銃が低い声で答えた。
「わかった、じゃあ、いつも通りの手はずで」
「ああ」
次の瞬間銃は白く輝きトンネル内を包み込んだ。
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