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瞬たちがLUCKY=JOKERを出た時、時を同じくして、あるビルの地下の暗い部屋で会話が行われていた。
「今回の依頼はその彩とか言う女を始末すりゃいいんだろ?」
長髪で赤色の髪の男が豪華そうなソファーに座りながら、言う。
「そうだ」
反対側のソファーには銀髪で長髪の年老いた男が座っていた。銀髪の男からは年相応の貫禄という物が漂っている。
「報酬は高くつくぜ?」
「構わん……頼むぞ……【炎帝】」
「……ヘッ、このオレに任しときな」
そう言うと炎帝と呼ばれた赤い髪の男はソファーから立ち上がり、部屋の隅にあるエレベーターに乗り、部屋から立ち去った。
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