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-ロックスットク-
「やっと着いた……」
「やっと着いた……」
ため息を吐くように街の手前で純也と美加が同時に言った。
「何か……ここって……表現しにくいよね…」
美加が街から目を離さずに純也に話かけた。
「うん」
純也も街から目を離さずに答えた。
このロックスットクは美加が言うように表現がしにくい。
言うならば木に飲み込まれた街と言うべきか。
「まあ先ず中に入ろっか」純也が美加に手招きをしながら街に向かって歩き出した。
二人は先ず泊まる所を見つけ、純也はホテルに予約をしていた。
美加はと言うと街の中を探検していた。
「街中はまあまあ普通なんだ……」
美加は呟き驚きながら色々見ていた。
ドカン!!
ドコからか大きな音が聞こえた。
美加は驚き
民間も尻餅を付いていた。
「な……何!!??」
美加は大きな音がした方へ向かって走り出した。
何が原因かも知らずに…
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