プロローグ

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どんっ、 ばたばたばた… ごんっ☆ 「あっいったー… また階段から落ちたよ、もー…」 皆様初めまして! 塚本 なつき 見てのとーり、ごくごく普通のぴっちぴちの女子高生です☆ 普通自分で言わないって? ま、まぁそこら辺は…ね! 「あああ!そーだ遅刻!!」 友達に言わせればよく寝坊するし何にもない所で転ぶしで、 どじ、とよく言われます。 反論してもこの身長のせいか顔のせいかはいはい、と流される。 (149cmの童顔だよこんちくしょー!) 「おはよー!!!!」 「「「おはよーう」」」 皆が苦笑いで挨拶をしてくる。 いいじゃないか、まだセーフだよ! 「あんたはまた寝坊?」 「あ、直-なお-ちゃん!」 「まだセーフだからいいんじゃない?」 「さっすが!わかってるねー、香菜-かな-ちゃんは!」 上から八神 直ちゃんと坂田 香菜ちゃん。 私のたいっせつな友達さ☆ 「1人忘れてねーかー?」 みょーん 「いはいは…いはいほーはなひてふかー」 訳:いたいた…痛いよー放して優花ー 「はははーよく伸びんなー、相変わらずー」 みょーんみょーん、と私の頬をこれでもか!と伸ばしてるのは 私の幼なじみ兼親友の木之本 優花。 優しい花なんて名前してるのに力や性格は男勝り! 怒られるな…これ。    
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