プロローグ

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「いはいー」 「そこら辺にしてあげなよ、優花ちゃん」 「ちゃん付けすんなって」 ゆかはそう言いながら私の頬から手を放した。 あーまだジンジンするよーう… 「あたしはまだ良かったと思うけど」 「なおちゃんきびしーよーう」 「はは、Sには勝てないかこのドMー」 「どっ…え、Mかもしれないかもしれないけど!どは付かないよ!」 日本語おかしいのは気にしない☆ 「あ、Mなのは認めるんだ」 「まぁ…今更、ね」 「悲しいね」 「かなちゃんこそ」 「いや、意味分からん」 かなちゃんとはいつもこんな感じ。 なおちゃんとゆかにはいっつも苛められるし、 よくわかんない関係だけど私はこんな関係が結構好き。 「なつきはやっぱり、寝坊?」 「ち、違うもん!ちょっと遅くに起きちゃったから急いでたら階段で転んで時間をロスしただけだもん!」 「そーかそーか、よしよし」 む、子供扱いしてるなっ… いっつもこうなんだから… 「そろそろ先生来るよ」 「まじか」 「嘘ついてどうするの」 「…わかんない」 「でしょ」 かなちゃんが言った通り、1分もしないで先生が来た。 なんだかなちゃん…君はエスパーかい? すごいなー←違 後はいつもの通り。 授業受けてノートとって。 ゆかが授業中に寝て先生に怒られたのを逆ギレして私とかなちゃんが宥めて、 お昼を4人で食べて… なおちゃんの部活(バスケ)見てから、かなちゃんの部活(美術)に顔出して少しなんか書いて、 ゆかと一緒に途中まで帰って、分かれた。  
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