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「…フグッ!?」
強引に唇をわって、舌がアイリスの口内へ侵入してきた。
「…んぐっ……んっ…」
抵抗したくても、抵抗しようとする度に体がピタリと止まる。
「…い、や……ンンッ…」
抵抗できないアイリスはされるがまま…
「…んっ……う…ぅ…」
アイリスは酸欠寸前でうめく。
アルフォードは唇を放し、ペロリとアイリスの唇を舐めた。
「…ククッ、お前の鳴き声はいい。
止めたくなくなる」
―トサッ
腰から手を放すと支えを失った体は床へ座り込んだ。
「…はぁはぁ…」
アイリスは肩で息をする。
「私の…ファーストキスを返して…」
「なんだ、はじめてだったのか?」
「…好きな人とって…決めてたのに…」
「ならば」
アルフォードはしゃがみ、首輪を引っ張った。
「我を好きになれ」
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