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「では、強行手段だ」
アルフォードはスプーンですくったシチューを口に含んだ。
「…何する気?」
ームグムグ、ゴクン。
そして飲み込む。
「ほら、薬など入っておらん」
シチューを食べてもアルフォードに異常はない。
「だから食え」
「…」
黙るアイリスを見てアルフォードはまたシチューをすくって口に含んだ。
「…ふむ!?」
強引に唇をわり、口移しで食べさせた。
「な?何ともないだろう?」
「ゴクン……美味しい」
ボソッと呟いた。
「そうだろう?
あとは自分で食べろ」
アイリスは上半身を起こし、アルフォードから奪い取るようにシチューを取ると食べ始めた。
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