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テーブルに並べられたのはサラダとチーズをふんだんに使ったリゾット…
「…リゾット…」
リゾットにアイリスは目を輝かせる。
リゾットはアイリスの大好物なのだ。
「い、いただきます…」
新たに出された食べ物をさっきのように疑わず、美味しそうに食べ始めた。
「美味しい…」
嬉しそうに笑顔を浮かべて食べていた。
その姿をジッと見ているアルフォード。
「フッ、小動物みたいだな…」
ボソッと呟いた。
「…ン?…何か言った?」
「いや、何も」
アイリスは不思議に思い小首を傾げるとすぐに食事に戻った。
「…可愛いものだな…」
アイリスに聴こえないように小さく呟いた。
無意識に出てしまった呟きにハッとなる。
(我は何を思っているのだ?)
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