突然の出来事…

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突然の出来事…

次の日タケシくんはいつものように幼稚園に行きました。しかし、タケシくんは何故か嫌な予感がしたのです。そう考えると急にママに会いたくなってしまいました。その時です、幼稚園の園長先生がタケシくんの所に急いで来ました。「タケシくん、お父さんが待ってるから早くいって」タケシくんはわけがわからず急いでパパの待つ車に飛び乗りました。パパが泪をうかべながら「タケシ、病院へ行くぞ」タケシくんは聞きました。「パパ?どうしたの?」無邪気に聞く顔がパパには辛くてたまりませんでした。パパは重たい口を開いて「ママが車に跳ねられた…」タケシくんは頭が真っ白になりました、「ママは大丈夫だよね?」パパは震えながら涙をこぼし喋ろうとしませんでした。タケシくんは泣きながら何度も聞きました「パパ、答えてよ」パパは叫びました「うるさい、もうママはいないんだ!!」パパは肩の力が抜けたような声で言いました。「…死んでしまっただ…」タケシくんはママとの楽しかったことが頭の中を1つ1つ号泣しながら回っていました。タケシくんは心の中でも「ママ…ママ」何度も呼んでいました、病院へ着くと眠っているママがいました。タケシくんは「ママ起きてよ、ママ、ママ!!」しかしママは起きませんでした。パパがタケシくんに言いました「ママは疲れてるんだ。寝かせてあげよう」タケシくんは泣きながらママを寝かせてあげました、永遠にずっと……
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