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空は若干いつもより雲っていた…。
いつ雨が降って来てもおかしくない…。
そんないや~な天気だ。
この頃の俺達は若かった。
そんな事もお構いなしにはしゃいでいた。
1時間程俺が恵を追いかけ続けた頃…。
俺は恵を必死に追いかけていた…。
恵は俺の方を向いてバカにしながら走っている…。
すると恵の前にヤクザ見たいな男が3人歩いて来た…。
ドンッ!!
恵は前を見てなかったせいか…。
ぶつかって倒れてしまった。
男は恵を睨みつけている
「あっ!ごめんなさい私…。」
「オイオイ何処見て走ってんのの~?
お兄さん肋骨折れちゃったな~
どう責任取ってくれんの?」
そう言いながら恵の腕を掴む男。
男の仲間達はニヤニヤしながらその光景を見ている。
「ごめんなさい!離して下さい!」
恵は必死に抵抗している…。
俺はどうしていいか分からず立ち尽くしていた。
次の瞬間男は恵の顔を殴ろうとした。
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