14才の冬

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玖雨Sido 僕やっぱり間違ってたのかな… 李玖にあんなこと言うんじゃなかった。 本当の事を言ってから僕は食事や水さえ飲んでいなかった。 看護師には 「自分の体の事もっとしっかり考えなさい!あなた死にたいの?」 死にたい訳ないに決まってるじゃないか ! 僕にはやりたいことがたくさんあるのに… 将来僕は医者になりたいと思っていた。 体の事もあってお世話になりすぎなくらいに知っている佐伯先生。、まだ若いのに凄いと思ったからなりたいと思った。 そんな事を考えているといきなり苦しくなってきた。 「ッ……ハァ…ハァ……だ…誰か…ッ………李玖……」 そう呼んだ瞬間李玖が入って来た。 李「玖雨!?」 成「玖雨!しっかりしろ!」 成秋がナースコールを押してくれた。 李「玖雨!玖雨………………玖雨!死んじゃやだよ!玖雨!」 そんな顔して泣くなよ… 今は涙も拭いてあげられないのに… 兄貴として最悪…情けねぇー俺…
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