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僕はもっと生きたい。
小さい頃にはそんな事思って居なかった。
いつもいつ死ぬのか怯えていた。
いつでも悲しい笑みを浮かべて李玖が泣いていた。
自分ではそんなつもりは無かったのに。
でも今の僕はいつ死ぬか分からないけど
もっともっと生きたい。
そう心から思えた。
李玖との喧嘩事件から佐伯先生には良く相談していた。
玖雨「佐伯先生俺もっと生きたいな。」
佐伯「どうしたの?いきなり」
玖雨「僕李玖泣かせてばっかだったから。悲しい顔しないでっていってわんわん泣いてさ…輝のおかげでいつ死ぬのか怯えながら生きるのやめようと思うんです。」
佐伯「うん。いい事だよ。僕も君がもっともっと長く生きて行けるように薬とかも探してみるよ。それに18まで生きてるんだからさ。」
玖雨「うん!先生ありがと!」
勢いよく出て行く。
佐伯「こら!走っちゃダメだよ!………………はぁ~若いって良いね~」
佐伯先生若くないんですか!?
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