新たな旅立ち

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靉月「しっかりご飯食べなさいね!」 玖雨「うん…」 靉月「大丈夫!?心臓痛い?薬飲んで寝る?」 玖雨「いや!大丈夫!眠いだけだから」 靉月「本当に?」 玖雨「うん。何かあった時は佐伯先生も居るしさ。」 靉月「あんまり無理しないでね…?」 玖雨「じゃあいただきます!ってあれ?李玖は?」 靉月「まだ寝てるの。奏志先輩と梛貴黎ちゃんも。」 玖雨「じゃあ俺起こしに行くよ。」 靉月「ごめんね。お願いするわ。」 ‐‐李玖の部屋‐‐ 玖雨「李玖起きろって。」 李玖「う~ん……」 玖雨「靉月ちゃんのご飯おいしそうだったな~」 李玖「起きる!!」 玖雨「早!!!!」 ‐‐佐伯先生達の部屋‐‐ 部屋の前に行くと梛貴黎ちゃんがドアの前でうずくまってた。 玖雨「梛貴黎ちゃん…どうしたの!?」 梛貴黎「奏志君が苦しそうでハァハァして顔赤くてどうしよう………」 玖雨「佐伯先生の腕とか触った?」 梛貴黎「(首を横に振る)」 玖雨「とにかく部屋に入ってみよう。」 と言うと梛貴黎ちゃんが腕を掴んだ。 梛貴黎「奏志君中入っちゃダメって…」 玖雨「どうして?」 梛貴黎「風邪っぽいから移したら困るって…でも風邪じゃないくらい凄く苦しそうで…」
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