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執事に案内され部屋に行った。
遥稀「奏志?大丈夫?」
奏志「……………」
遥稀「やっぱり気失ってるな」
梛貴黎「奏志君…死んじゃうの?」
遥稀「大丈夫。疲れが溜まってただけだから」
梛貴黎「よかったぁ~」
梛貴黎ちゃんはそのままへなへなと床に座り込んだ。
遥稀「奏志には点滴入れたんでもう少しで意識戻すと思います。」
梛貴黎「帰っちゃうの?」
遥稀「いや帰らないよ。目覚めたらまだやることがあるからね。」
奏志「っ……遥…稀?」
遥稀「あっ!大丈夫か?」
奏志「…?何で遥稀居るの?」
遥稀「奏志が倒れたって梛貴黎ちゃんが泣いて電話してきたから何かと思ったら奏志の性質だったなんてな。」
奏志「梛貴黎ごめんね。心配かけて……」
梛貴黎「ううん。大丈夫!」
遥稀「俺って二の次?」
奏志「ハハハごめんごめん!」
遥稀「あんまり無理するなよな。梛貴黎ちゃん泣かせたら俺が貰っちゃうぜ!(撫で)」
奏志「絶対ダメ!それと僕頭撫でられる歳じゃないんだけど…」
梛貴黎「奏志君の性質って何?」
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