14才の冬

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僕は14才の冬に李玖とある約束をした。 時期は僕達が生まれた2月22日 晴れて14才になれた僕は嬉しさと不安の両方あった。 嬉しい事は 14才になれたこと。 不安な事は 後もう少しで死ぬんじゃないかと言う思い。 ここまでいきてこれて嬉しかった。 正直自分では10才行くかな?と考えていた。 李玖は誕生日を迎える度に凄く嬉しいそうな笑顔で僕に笑いかけてくれる。 そんな笑顔を見ているともし自分が死んだらこの笑顔が消えてしまうんじやないかって不安になる。李玖を悲しませてしまうんじゃないかと心の中で震えてる自分がいつも居た。 本当に情けないな… 病室で僕は自分の気持ちを李玖に打ち明けた。 僕の本音を。
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