一日

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結智「そんなに珍しいのかなぁ~?読心術。」 いや珍しいだろ!? ‐‐‐‐‐‐ 食卓につき 全員「いただきま~す」 靉月「美味しい?」 結智「うん。凄く美味しいよ。」 靉月「本当!?良かったぁ~!」 結智「でも作りすぎじゃない?」 靉月「なっ!何とかなる……よ?」 結智「何故疑問形?」 玖雨「俺食べるよ。」 結智「玖雨が食べるなら負けないよ~」 玖雨「ハハハ!俺も負けないよ!」 靉月「無理しないで心臓に負担かかったら嫌だし………」 その時の玖雨の顔は無表情だった。 さっきまでの結智との会話の笑顔が嘘みたいだった。 玖雨「皆僕の病気ばかり心配する……」 玖雨が“僕”の一人称を使う時は必ず何かあるときだ。 靉月「えっ……ごめん……」 玖雨「何で謝るの?」 靉月「えっ…と…分からない……でもごめん…」 玖雨「靉月ちゃんは病気の事を一番に気にする人じゃないと思ってた……結智君や李玖、佐伯先生や梛貴黎ちゃん達と一緒で僕の事……楽しい事を優先してくれる人だと思ってた……」
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