霧氷 卯月

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僕は霧氷さんと別れた後氷城聖恋に会いに行った。 母と結智君の母が嫁いでから氷城家は跡取りが居なかったが現当主の弟に当たる人の妻が聖恋を産んだそうだ。 ちなみに氷城家は旧貴族だ。 現当主は父より2才年上の人だ。 ‐‐‐‐‐‐‐ 母の家を訪ねたのは僕が2才だった時以来来ていない。 メイド「あの~何か用が有りますか?」 玖雨「あっ……氷城聖恋さん居ますか?」 メイド「聖恋様ですか?今自室にいらっしゃいます。」 玖雨「多分霧氷卯月さんから連絡が入って居たと思いますけど……響哉玖雨と言ってくれれば分かると思います。」 メイド「はい。承知致しました。あちらの部屋でお待ち下さい。」 ‐‐‐‐‐ コンコン 玖雨「はい。」
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