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霖兎「結智は当時からレッドフォード学園大学に入学していました。僕も一緒に入らないか?と誘われましたが断りました。僕の父は兄との劣等感を感じ家を出ました。でもそれ以前に孤独が苦手でした。だから一緒に行く事を諦めました。それに僕その時2才でしたしね。再び会ったのは両親が亡くなった時ですから……
10年後でした。
父は一橋家の墓に入りました。」
‐‐‐‐‐‐
霖兎「父さん母さん僕これからどうしよう……」
結智「霖…兎君?」
霖兎「結智君…だっけ?」
結智「うん。久しぶり。覚えていてくれたんだね…嬉しいよ。」
霖兎「当たり前だよ。あの時お兄ちゃんが出来て嬉しくてあの時撮った写真今でも持ってるもん。」
結智「本当だ。僕も持ってる。」
霖兎「結智君…僕これからどうしよう…今の歳じゃ空朶を養う事も出来ないよ」
泣きながら訴えかけた。
その時
「俺の家に来ればいいじゃないか。」
結智・霖兎「父さん!叔父さん!」
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