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その『ある部活』というのは、もちろん…
「晃、おはよーっ!」
不意に大きな声が聞こえてきて、俺は後ろから背中をバシっと叩かれた。
俺と同じ学校に入り、朝からこんな高いテンションで挨拶をする奴を俺は1人しか知らない。
「痛ってーよ…裕也(ユウヤ)!」
俺は背中をさすりながら後ろを振り返った。
「わり、ちょっと強く叩き過ぎた?」
そう言って笑う、この茶色い短髪の男子生徒は三浦 裕也(ミウラ ユウヤ)。
こいつとは中学の時に知り合ってからずっと一緒のクラスだ。
…これを腐れ縁と言うのだろうか?
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