男子編入

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僕は、テ-ブルの上のカラフルな玉のようなものが気になった。 「あの~ 花園愛さんこのカラフルな玉はなんでしょうか?」 「貴方、マカロン知らないの、どうぞ食べて見たら?」 と綺麗な宝石箱のような箱を差し出された。 マカロニは知っているが、マカロンというのは初めて見るし、初めて口にする。 一口食べてびっくり! 「こんな甘くて美味しいもの、食べたことないです。」 「そっそう、良かったら全部あげるわ。」 「全部?いいんですか?」 「ファンの子達の差し入れなの。みんな ダイエットしてるから、ここにあっても 誰も食べないわ。」 「ありがとうございます。」 母さんも優季も喜ぶぞ。 バイトに行くより、収穫あったかもな。 「ところで宗流真君、生徒会に入りなさい。ちょうど総務委員長がいないから、それで決定ね。」 「はい!えっ!?」 思わず返事してしまった。 「生徒会って、僕 家の事色々しなくちゃいけなくて 時間があまりないんです。」 バイトは校則で禁止されてるから、口外出来ない。
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