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旋回するジャコウの元に仲間が集まってしまった…
後は死を待つしかないのか？
ロックの思考を死の恐怖が支配したその時、真紅の光が目の前を通過した
ロック(え？)
勢い余って10m程行き過ぎた所で真紅の光は止まった
ツルギ(いけねぇ、行き過ぎた)
ロック(…ツルギ…？)
目の前を真紅の光が通り過ぎたのはジャコウも同じ
何が起きたのか分からず戸惑っているようだ
これをチャンスと見たツルギはすかさずロックに合図を送る
ツルギ
[早くこっちに来い！逃げるぞ!!]
最低の裏切り行為を受けたのにツルギは自分を助けに来てくれた
言い表せない感謝の裏腹にダチを裏切ってしまった罪悪感でロックは動けなくなっていた
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