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コンコン
操舵室のドアをノックする
ツルギ「ツルギ、ロック入ります」
ガチャッ
船長「おぉ、お疲れさん。今回は大変だったな」
エゾにはジャコウが大量発生し、探索どころではなかった
このことは既に報告済みだった
ツルギ「はい、エゾで仕事するのは暫く無理かもしれないッスね」
船長「そうかぁ、あの海域は穴場だったのになぁ……ロック!」
ロック!「は、ハヒ!」
いきなり話を振られ思わず驚き、声が裏返ってしまった
船長「どうした?せっかく生きて帰ってきたのに元気ねぇな?」
ロック「い、いや…そんな事ないです!」
チラッとツルギを見ると、横目でこっちを見ている…凍り付きそうな程冷たい目で…
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