サルトルと僕

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
生まれたときから 自分が何者なのかが決まっていて 細胞に組み込まれたプログラムに沿って生きていく 僕はそう思っていた でもサルトルは違う 実存は本質に先立つ 生まれたときは空っぽの人形だ その人形に本質などない あるのはその人形の存在のみ そう 実存は本質に先立つ 本質はあとから自分で作っていくもの 人間は自らが望むところになる 望み、行動せよ サルトルはそう言うと去っていった
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!