サルトルと僕

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生まれたときから 自分が何者なのかが決まっていて 細胞に組み込まれたプログラムに沿って生きていく 僕はそう思っていた でもサルトルは違う 実存は本質に先立つ 生まれたときは空っぽの人形だ その人形に本質などない あるのはその人形の存在のみ そう 実存は本質に先立つ 本質はあとから自分で作っていくもの 人間は自らが望むところになる 望み、行動せよ サルトルはそう言うと去っていった
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