手法2:コード進行、バックトラック(オケ)から作る

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手法2:コード進行、バックトラック(オケ)から作る

筆者は、現在楽器や紙や鉛筆を一切使わず作曲をする。 メロディーとそのバックトラックが頭の中で同時に鳴るのだ。 実は、筆者は前章に書いた 「メロディーから作る」 ことを、あまり勧めてない。 しかしながら、ボーカリストの多くは、楽器と縁がない場合も多く、一概に強くは言えない。 しかしながら、作曲のバリエーションやクオリティなどを求めると、やはりこの「手法2」をお勧めする。 バックトラックと言えど、かなりアバウトなコード進行制作でオーケーなのだ。 アコースティックギターで、コードを弾きながら、紙に進行を書いていくのが、最初はわかりやすい F . G .Am…… の具合にだ。 出来るなら、他人に見せても共有できる譜割で書くのがベストだが、最初は自分にしかわからない譜面でもかまわない。 最終的には、そのコード進行をギター、ピアノなどで弾いたものを録音し、他人に聞かせれば良いのだから。 まずこの作業に入る前に、いろんなプロのCDの楽曲を耳コピ、または雑誌などに記載されてるコード進行表を見ながらでも構わないが、とにかくいろんな楽曲のコード進行を弾くことを勧める。 筆者は、鍵盤よりギターを勧めている。 キーの上げ下げをフレットの移動で済ませられるのもそうだが、特にクラシック出身者はコードネームに弱い また、楽曲の最終的なアレンジの段階でも、このギターのフレットにまつわる制約を意識することが多い。 ここではそれについて詳しくは書かないが、筆者はギターを弾くのを勧める。 別にプレイのレベルは問わない。 要は、自分が作曲する上で必要最低限音が鳴るレベルで充分だ。
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