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思考回路停止中………
は!!(ピッカーン)
キスか!!なーんだ、ただのKissかよHAHAHAっ★
一瞬、接吻かと思ったぜ!(同じ)
接吻………?キス………………?
キスゥゥゥウウウウッッ!!!!!???
「どぅわっはは、ちょ、は?え、な、何しちゃってくれてンの直人」
「は?たかがキスだろ、うっせーな
あんたが礼したいってうっせーからキスしただけだよ」
と何も気にしていないように直人は淡々と話す。
「ほ、他にも何かあるだろ!!
キ、キス以外にも!!!何かこう……!」
「は?ってかナニ?
キ・ス、はじめてだったの?」
「!!!」
「何だよ図星かよ。ごちそーさんでした★」
と直人は満足そうに白い八重歯をのぞかせてニヤリと笑った。
さっきまで直人を幼く見せていたその八重歯も今では恐ろしいモノにも見えてきた。
「き、吸血鬼……」
「はぁ?どしたのラン。馬鹿ですか?馬鹿になりましたか?」
っと言いながらオレの頭をぐしゃぐしゃと撫でまわしてくる。
ってか…………何か性格違いません?直人さん……
さっかまではもっと
こう……………………
ホワーヘニャーボヘーみたいな馬鹿な感じだったのに…
「な、直人……?」
「ん?」
「性格さっきと違うくないか……?」
直人は一瞬目が点になっていたがすぐに口角を吊り上げてオレに近寄ってくる。
「へー………あんたは
さっきのオレの方がイイんだ?」
「そりゃそうだろ!フザけてるならすぐに直せ………ひぅ!」
ビクッ
なななななななななな何すんだコイツいきなり!
キモ!気持ち悪ッ!!
「なんで?今のオレ……
こんなコトするから…?」
そう言いながらオレのシャツをめくりあげ腹を撫でてくる。
くすぐったさにオレは何とも情けない声を出した。
「や…アッ……何…ふ……する……ンゥ!!
……や…め……やめろ………ってッ!!!!」
ドンッッ!!!!!
オレは直人を勢いよく押し離した。
ベッドの柱に直人は頭をぶつけてしまい、バツが悪そうな顔でオレを睨む。
そして腹の底から出しているような恐ろしくドスの聞いた声を出す。
「ッてェなあ…………」
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