蝋燭

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蝋燭

見るも無惨に 泣き叫んで 喚き散らしていたのはきっと、 「愛」のため、なんて 虚構に過ぎない 私たち静かに命を燃やして生きているのだから、 見るも無残に 泣き叫んで 喚き散らしていたのはきっと、 小さく燃える炎を大きく派手に魅せたかったから そのために物凄いスピードで命を減らしてるのには気付かないなんて、 なんて、愚かな 【蝋燭】
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