5333人が本棚に入れています
本棚に追加
「はやく…
してくんない?」
「へっ…、
あの//・・・むり!」
わたし、いちごは
彼氏の涼介と
教室でもめていた。
「……!」
―・・・その前に
手もつないだことのない
わたし達が次の段階にいく
なんて思ってもみなかった。
「俺のこと嫌い?」
不意に悲しそうに
問い掛けてくる涼介。
「ちがうっ!!!
むしろ好きすぎるの!」
誤解をとくように
自分の気持ちを打ち明けた。
「………」
あわわわ!!//
あたしってば
なんてことを…/
「そ、か。
んじゃできるよな?
“キスくらい”。」
多分…いっちばん
聞きたくなかった言葉
“キス”くらい…って、
涼介…
やっぱり女の子
慣れしてるのかな・・・
「……っ/」
だめだ……
最近嫉妬ばっかで、
涼介に迷惑かけちゃう
最初のコメントを投稿しよう!