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「……っ、六道…お前、どこまで私を馬鹿にするんだっ!!」
「ああすみません、つい。」
おどけて両手を挙げて笑えば、更に深まる瞳の憎しみ。
…マインドコントロールか何かでしょうか。10年前から僕らは付き合っているはずなのに、彼女はあの男…白蘭の虜になっている(嗚呼、腹立たしい)。
「減らず口ばかり叩いてないで武器を構えなよ、相手してあげる」
「いらないですよ。君に怪我をさせたく無いですから。」
「…っ、余裕だな!!」
走って僕の方へ武器を構えて来る彼女を尻目に、僅かに微笑む。
「…心も体も、必ず僕が、…君を取り戻して見せます。」
だから、どうか。
憎しみの対象でもいい、僕を君の中に残してください。
いずれ来る、明るい"ぼくらのみらい"のために。
―――――――――
補足
ヒロインは10年前から来てて、白蘭に催眠か何かかけられて、付き合ってる骸のことも忘れさせられる。
10年後のヒロインと骸は同僚ってことにされてます。
白蘭さんはヒロイン大好きのようで、勝手にヒロインと付き合ってるってことにしちゃいました。
…補足ないと分かりづらいotz
すみません。
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