ささくれ
2/3
読書設定
目次
前へ
/
518ページ
次へ
「ささくれ、できた」 「どれ?」 「ほら」 「あ、ほんとだ」 「いたいー」 「あー、こらこら! そうやって剥かないのもう」 おかあさんみたいにぷりぷり怒って、彼が待て待て言いながら、机の引き出しをごそごそしている。 わたしは彼に叱られると、なんだか小さな子どもに還ったような、このひとからかわいがられて大事にされているような気持ちになって、あたたかくなる。
/
518ページ
最初のコメントを投稿しよう!
78人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
21(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!